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婦人科腫瘍
Gynecological tumors

2024年4月に婦人科がんを専門とする診療部長が着任し、従来の手術、放射線治療、化学療法、低侵襲手術やがんゲノム医療だけでなく、難治性の再発がんに対する救済手術や最先端の低侵襲手術を開始しています。患者さん個々の背景を踏まえ、できる限り希望に沿った治療を提供していきます。

当院のがん治療の特色は以下の通りです。

手術

がん治療の特色1

初発・再発を問わず、全ての婦人科悪性腫瘍が我々の治療対象です。科学的根拠に基づき、最先端の治療を提供します。

がん治療の特色2

難治性の病態や稀少疾患の治療にも積極的に取り組みます(他施設で根治不能と判断された患者さんにも最良の治療を提供します)。

がん治療の特色3

保険承認されている全ての手術(ロボット・腹腔鏡・vNOTES・開腹・腟式)の提供が可能です。

がん治療の特色4

可能な限り、低侵襲な(体の負担が少ない)手術法を選択します。

がん治療の特色5

保険承認されていない高難度新規医療技術も自由診療として実施しています。全額自己負担になりますが、体への負担が少なく、早期の社会復帰が可能です。

がん治療の特色6

当院で行っている手術の詳細については、こちらをご覧ください。これらの中から、患者さんにとって最適なものを提案させていただきます。
https://www.hosp.hyo-med.ac.jp/service/department/obstetrics_gynecology/

がん治療の特色7

婦人科がんには遺伝性腫瘍(遺伝性乳癌卵巣癌症候群、Lynch症候群など)も含まれています。がんと診断され、遺伝的な背景が見つかった場合は、当院の遺伝子医療部と連携し、患者さんご本人のみならず、ご家族へのサポートも行っていきます。

当院では大学病院の使命として、新規治療法の開発を目指した臨床試験も実施しています。
臨床試験は多施設と共同で行う場合(特定非営利活動法人婦人科悪性腫瘍研究機構JGOGや特定非営利活動法人関西臨床腫瘍研究会KCOG)や当科が主体となって実施する場合もありますが、いずれも試験開始前に内容がインターネット上で公開され(UMIN臨床試験登録システム)、試験終了時には結果を公開することで、安全性と公益性が担保されています。